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桐龍座恋川純弥劇団「夜鴉/浪曲お梶」@朝日劇場(新世界)

2009/11/22

座長の写真をネットで見ると、えっ、こんな顔だったっけ?って感じなんですけど…。こんなふっくらしてたかなあ…。石原良純に似てるかな、って思ってたんですけど。
スタイル良いですよね。背が高くて。

座長・恋川純弥と副座長・二代目恋川純がすごく好対照。静と動。陰ではないけど硬派な感じと、陽。身長も高いと低い。

私は大衆演劇の劇団を観るとき、まず、オーソドックス系と革新系にカテゴリ分けしてしまうんですが、例えば(観た順に)(勝手に略してすみません)
オーソドックス系→都、炎舞、たつみ
革新系→花吹雪、近江飛龍、九州男
って勝手に分けてるんですけど、恋川純弥劇団は、オーソドックスに手堅いところかな、と思いました。
で、これまた勝手に思ってるんですが、オーソドックス系の劇団のほうが、お花(ってお札ですけど)のあげ方が地味ですよね。この日なんて、お花というシステムがあることを忘れるくらい(回数が)少なかったです。お客さんは早くからいっぱい入ってたのに。

ミニショーの一番最初が、立役がずらっと並んでる景で(女優さんもいた)、皆黒いマフラーをしてるんですが、それに、金で、それぞれの役者さんの名前が書いてあるんです。
一番最初に勢揃いして名前を見せるっていうのは、すごく親切でナイスと思った。

お芝居は、場面転換が下手?か、人が足りてないのか、セットが毎回違いすぎるからか、場と場の間がすごく長くて、目を閉じて待ったりしているうちに、今自分がどの時点にいるのか(ミニショー終わり?芝居終わり?芝居の幕間?)わからなくなったりしました。
台詞の抑揚が要所要所で歌舞伎っぽくなるというか、決めるところは型にはめてしっかり決めるという感じでした。

ショーは、副座長の女形が良かったです。
副座長は、芝居では、どちらかというとコメディリリーフで、場の雰囲気をがらっと変えて持っていける人だなあと思ったんですが、調子の良い、いらんことしいな役どころなので、その役者さんにもそれほど好感は持たず。
でもショーの女形がかわいかった。表情豊か。
「三味線ブギ」かな、副座長が女形、他に3人ほど立役が出てるのですが、伴奏に合わせて皆で首をかしげる振りがかわいい。(でもYouTubeでちょっと調べても、市丸のともジャニーズのとも、伴奏が違う…。あ、伍代夏子がNHKで歌ってるのに近い)
立役で「踊らせてOnly you 抱きしめてOnly you♪」って歌詞の曲もやってました。

多分恋川風馬さんだと思うんですが、一人の曲で、扇子技の連続、連続、連続!って感じの曲があって、本当に見事でした。
俳優祭で、扇子を落とした染五郎さんに、亀治郎さんが「一に稽古、二に稽古、もっと稽古を頑張りなさい!」って言ってたのを思い出した(笑)。いや、染五郎さん、日舞は上手いですよ。多分(実は染五郎さんの踊りって、最近観たことないと思う)。

ラストショーは、女性の浪曲師の方の生声による、お梶。
「お梶藤十郎」って、客席の反応とかを見てると、大衆演劇では人気のある演目のようなのですが、私にはいまいちどこが魅力なのかわかりません(文句を言ってるんじゃなくて、素朴に疑問)。
お梶を座長、藤十郎が副座長だったのですが、芸風・見た目としては、座長は大人っぽくリアル、副座長は背が低くキャラクター的というかかわいい感じなので、台詞が結構生々しい割には、メルヘンな雰囲気になっていました(多分場面としては、ここでの藤十郎はお梶の脳内の像なので、それでいいのかも)。


さて。3月から、大衆演劇で人気の劇団を調べ(偏りはあると思います)、これだけはとりあえず観よう、と思った7劇団。劇団花吹雪、都若丸劇団、劇団炎舞、たつみ演劇BOX、近江飛龍劇団、劇団九州男、恋川純弥劇団。正確には、都若丸劇団を観たあとに、色々調べたんですけど。
一回ずつしか観ていないので二回目を観たら印象が変わる可能性も大ですが、今のところ、好きなランクをつけるなら、
1.都若丸劇団…品の良さ、明るさが好き
2.近江飛龍劇団…熱さが好き
3.劇団炎舞…踊りが楽しかった
という感じです。実際、都若丸劇団は2回観ました。でも多分、市川段治郎さんが舞台復帰されるまで、行かないと思います。何となく。夫が病気療養中なのに若い子に浮気しに行けないわ、みたいな(夫が元気なら浮気OKというのも変だけど)。

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君こそ薔薇よ薔薇の花
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演劇について語っていることが多いです。
平日・休日とも昼間は大阪にいることが多いです。観劇が趣味です。
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