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近江飛龍劇団「天狗の板八/春之介天国」@朝日劇場

2009/07/12

心斎橋から新世界まで歩きましたよ。
最近、節約と体力作りの為、地下鉄に乗らないようにして(会社→大阪駅とか)、また歩くルートも変えてみたりしてるんですが、そうしてみると、“昼間大阪人”歴12年目にして、初めて、大阪の街に出会ったような気がしてます。

今日は北から新世界入り。通天閣、40分待ちだって。上ったことない。


さて、春之介、というのは副座長の名前で、「春之介天国」というのは、言ってみれば副座長スペシャルというかんじ。「春之介一日座長」とも銘打たれていて、芝居も、春之介さんが主役。

私自身としては、この劇団を観るのが初めてなので、できれば副座長がピックアップされたものより、全体をまず観てみたいな、というのがありましたし、春之介さんは、写真で見る限りは、特に惹かれるものはありませんでした。でも他に日がないし。まあいいか、とこの日に。

が。この春之介さんが、とっても素敵だったんですよ~。
顔は、TOKIOの山口達也風かな。ちょっと市川右近さんにも似てる(右近さん好きだねー)(好きですよー)。で、表情が、花組芝居の北沢洋さんに似てるんですよ。
あどけないかんじで。かわいくて。頼りないと見せかけといて、やるときゃやる。側転も綺麗だし、棒(槍だったっけ・汗)を使う系の踊りも綺麗だし、ちゃんと芯張る華があるし、笑顔全開で可愛いし、パワーあるし。

芝居自体も“頼りないと見せかけといて、やるときゃやる”そのままの役でした。座長が春之介さんのお父さんの役だったよ(@@)
芝居の内容は、劇団炎舞で観た「任侠」とも通じるような、駄目やくざの話(乱暴にいえば)でしたが、ハッピーエンドだったのが良かった。

副座長制度、私は大好きです。トップがすごいのは大前提。もう一人、劇団背負える二番手がいるっていうのが、ゴージャスで美味しい劇団でしょう。

春之介さんが芯でも、ああ、こういう劇団というのもアリだな、と思うんだけど、その上にまだ座長がいるっていう余裕が、ゴージャス。

今日は、一部が芝居、二部と三部がショーでした。
事前に、「近江飛龍劇団のショーはレビュー度が高い」と聞いていたんですが。私も同意します。
そもそも、「レビュー」って何やねん、というところに私見を述べますと、「高カロリー」。「高密度」「多要素」「多刺激」と言い換えてもいい。
例えば、衣裳、化粧、音楽、舞台装置、テンポ、大人数、表情、演技、振付、切れ目ない転換、びっくりする仕掛けなどなど、たくさんの要素で観客を引き込み、飽きさせず、フィナーレまで持っていくもの。(そりゃお金要るはずです)

衣裳、化粧、音楽、は大衆演劇のどの劇団でもある要素ですが、例えば転換。大抵の劇団は、バレエの発表会のように(?)(バレエの発表会知らないですけど)場面ごとにぶつ切れで暗転します。が、近江飛龍劇団は、幕前を使ったり、終わったと思ったらもう次の場面だったりして、客を休ませない度が高いです(今日の場合は、二部が特にそうで、三部はそれほどでもなかったかも?)。
あと、セリ使ってた? 二部の幕開きに、舞台中央に、加賀屋さんみたいな、円形のセリみたいなのがあって、その上に座長と副座長が乗ってたんだけど。地下には行かないのかな。何か装置を乗せてるだけなのかな。

舞踊の振付自体が日舞的で楽しい、の私内記録は、やっぱり劇団炎舞さんのままですが、テンポが速いし、表情が豊かだし、座長は熱いし、副座長は気合入ってるし、進行が本当にあっという間でほとんど退屈しなかったです。

そうそう、二部最初が座長と副座長の相舞踊だったんですが、相舞踊(=デュエットダンス)自体を、初めて観たかも。いや、あったとは思うんだけど…。何かすごくストーリー性を感じさせる密度の高い、テンションの高いものだったので(こういう、場面の濃さ、みたいなのがレビューっぽいと思うんです)、印象深いです。

春之介さんは、歌は本人も言ってるように上手くない。でも、音痴というより、音域が狭いという感じなので、練習すれば上手くなるよ! 頑張れ!

私、春之介さんに踊って欲しい曲があるわー。
「私が死んだら」(弘田三枝子) 歌詞
大衆演劇版Coccoみたいになりそうで(??)良いでしょ♪

若手の人がラッツ&スターの「め組のひと」で踊っていました。
あと、副座長の踊りの中で、植木等の歌が出てきてちょっと嬉しくて涙(「黙って俺についてこい」、メジャーな曲ですが)<だからあなたいくつなんですか

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君こそ薔薇よ薔薇の花
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演劇について語っていることが多いです。
平日・休日とも昼間は大阪にいることが多いです。観劇が趣味です。
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