エコハウスってなんだろう?

太陽光発電 オール電化
二つの性質を考えたとき ECO、とは

エコハウス

環境問題について騒がれているのは昨今に始まったことに留まらず、長年世界各地で騒がれている世界規模の問題なのは皆さん後存知のことだと思います。環境問題、として一番に閃くのは『森林伐採』・『オゾン層破壊』・『温暖化』・『温暖化に伴う海面の上昇』、などなど上げればキリがない問題ですが、とりあえず私個人が考えれる環境問題は、以上のようになる。

あくまで個人的な意見なので、これ以外にもほかにあるよと言った意見もあるかもしれませんが、それはそう思ったあなたの意見なのでそれに置き換えて考えてみてください。

世界的に見たら、環境問題の発端になり始めたのは、イギリスにおける産業革命などが一番良い例ではないだろうか?

木炭を使って走る蒸気列車は当時画期的な発明品として人々の魅力をさらったが、吐き出されるどす黒い排気ガスが大気を汚染する様は、今でこそ何ていうことをしているんだと思うが、当時としてはそんなことを一欠けらも思っていない人が多かったことだろう。画期的な発明が次々開発されていく中で、人々の生活は便利になっていく中で、人が環境問題に気づくことになったのは、自分たちの行いが原因だったということに気づいたのは、直接的な被害を被った後のことだ。

日本においては、高度経済成長において急速に発展していった日本の技術レベルは目覚しいの一言に尽きるが、それ以上に工場からは捨てられた汚染水が一般市民の飲料水に含まれ、公害が発生するなどの二次的被害を受けることとなる。

それから無秩序に技術の発展に尽力していった結果、地球環境に与えることになった被害レベルは地球規模に及ぼすことになり、各国は慌てるように対策を考え始める。

これまでに有効的な解決策こそ見出せていないものの、『エコ』という、今ある資源を節約しようとする考えが普及するようになった。ところで、よく取り上げられている『エコ』という言葉だが、語源はどこから来ているのだろう。

そもそもエコというのは『economy=生態学・『ecology=経済』の接尾語からきているというのは、なんとなくお分かりになるでしょう。これ以外ですと、ギリシャ語で『oikos=家』という言葉が、ラテン語読みで『eco』になったとも言われています。

また前者で描いた生態学としての『economy』と、経済としての『ecology』としての二つを、人間と自然の二つに置き換えて、共存していくための方法を模索していくために誕生した、なんていう説もある。言葉自体の意味を把握するには諸説あるが、大まかには人間と自然の二つがともに生きられる世界作りを目指しての言葉、と考えた方が分かりやすいかもしれない。

人間が自然をないがしろにして生活していた時期は確かにあったと結論付けて問題ないとして、人間が自然より上位に立っていると思い込んでいたというのは、個人的には信じられないというのが個人的な意見だ。意志も無く、言葉も発さないとなれば見下すこともありえるかもしれないが、その代償として先人達が犯した行動で、現代人の我々が大きな課題を背負うことになってしまっている分、人類が起こした間違いとして、環境問題について取り組むエコ活動は必要だ。

ただ実際に、私達の普段の生活でエコに気をつけているかといわれたら、身近なことで一番実行されているのがエアコンの温度を高めに設定する、だろう。

環境省が目安とするエアコンの温度は28℃と指定しており、これは現在の一般企業では既に実施されており、その一環としてクールビズなどの衣服による暑さの軽減対策も実行されているのは、把握していることだろう。

ただ、昨今の日本の環境は10年前と比べても驚くほどの変化を見せ、夏のピークには最高気温が40℃を超える日が当たり前のようにある、なんてざらである。もちろん、根本的にエアコンを使わなければいい、使うの我慢するといったことも確かに有効かもしれないが、度を越えた忍耐は熱中症を発病し、最悪死を迎えてしまう。節約というのを意識するのはいいことかもしれないが、自分に無理のある節約を実行しては逆に無理がたたる可能性もありえるので、そこは臨機応変に、様々な対応を試みなければならない。エアコンをフルで使い続ければいい、なんて極論を言うつもりもないので、追記しておく。

そんな環境に配慮する活動は私達の生活に焦点を当てるように、住む家自体にもエコを試みるという動きも徐々に出始めている。そんな家造りを『エコハウス』と呼ばれている。

エコハウス

さて、ズバリ「エコハウス」とは何ぞや?と思うのは私だけではないはず、定義があいまいな不動産の一つであると個人的には思っているからだ。

言葉だけならなんとなく概要を把握しやすいが、言葉から感じ取る輪郭的な意味合いとしては『環境に優しそうな家』というのは、少し大雑把過ぎるかもしれないが問題ないだろう。とにかく耳障りの良い言葉だ。

環境省が指定するエコハウスというものは以下のような物件の事を指している。

環境基本性能の確保

設計者・施工者・住む人が断熱、機密、日射遮蔽などの住むときの基本的な性能をきちんと理解・把握して、無駄なエネルギーが無くとも生活していくことが出来る住宅を作ることを目的とする

自然・再生可能エネルギー活用

健康など、人が住む際に必要な環境の基本性能が備わっていることを前提に、生活に必要なエネルギーを太陽熱や水などの自然エネルギーを最大限利用できる住宅

エコライフスタイルと住まい方

住んでいる地域やこれからの時代に合った、エネルギー効率を良い住まい方を考えるということだ。つまりは、普段の生活でガスや電気を使用している生活エネルギーの中には再生利用することができるものは、再利用できるのを可能にした住宅、ということだ。

一見して難しいかもしれないが、代表的な例としてあげるなら『太陽光発電』・『オール電化』といったことがなんとなくエコハウスのモデルを理解しやすいだろう。

他には家の材質が環境に優しいものを利用して、家造りをすると考えても問題ないだろう。

現実的な状況として、太陽光発電を利用している住宅は少なからず増えており、オール電化の住宅にしても、規模はまだ小さいかもしれないが徐々に増えつつある、と見て良いだろう。

詳しいことはまた後で書くとして、今は家全体として見て行こう。

ではエコハウスを建てようと考えたとき、一体いくらぐらいの費用でなら立てられるのだろう。

今回は福岡県にある『株式会社松岡祐作デザインオフィス』が提案しているエコハウスプラン『プリュ・スマート』を例に挙げて説明していこう。

サイトの方ではモデル家族を参考にして、大体これくらいの費用が掛かるということが紹介されている。

プランA 夫婦と子供一人の場合

間取り:2LDK

本体価格:970万円

基本プランで、三人家族の間取りを変更しないなどの、オプションを全く利用していない価格となっている。

確かに一から立てるとしたら若干お手頃価格かもしれない。

プランB 夫婦と子供二人の場合

間取り:3LDK

本体価格:970万円

オプション価格:180万円

合計金額:1150万円

一部の間取りを変更し、部屋を追加するなどのオプションを利用して、値段は標準価格より跳ね上がって1000万円台を超える。

プランC 夫婦と子供二人の場合

間取り:3LDK

本体価格:970万円

オプション価格:330万円

合計金額:1300万円

プランBに太陽光パネルを取り付け、さらに縁側テラスも取り付けてこちらの価格になる。

会社所在地が福岡ということもあり、首都圏とはまた土地や建築費用等違いはあるものの、相場並みと判断して問題ないだろう。これに標準プランを付け加えなければ、確かに家だけの単体の値段が1000万円を下回ると考えれば、お手頃価格と考えてだろう。

エコに取り組もう

CASBEE

実例を述べてみたが、よく概要が掴みにくいかもしれない、と個人的には感じた。

エコハウスの定義は環境省が述べているもので間違いないかもしれないが、イマイチ掴みどころがないと感じてしまう。

あちこちの資料を集めて全体的な視線で見てみると、自然に負担をかけない、再生利用可能エネルギーを使用する、自然と共生できる家造りをする、といったところだろう。

分かりづらい。

そもそも明確にこれがエコだということを決め付けるのも難しい問題かもしれない。人によってエコという言葉の定義は若干違ってきてしまうため、これといった確かなものは実際のところ何もないのかもしれないと感じてしまう。

曖昧のままに、ただエコだからいい、環境のために役立っている、と自分なりに言い聞かせても、自分で利用しているのに自分が良く把握していない、なんてよくあるだろうといってしまっては実も蓋もないかもしれないが、大部分の人は詳しく理解していないのも事実かもしれない。

こうした建築的に、そして消費者的の両方に明確に環境に対して節約をしているということを分かりやすく評価するために『CASBEE』というシステムが導入されている。

『建築環境総合性評価システム』、通称『Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency』の頭文字をとって生まれた造語で、再利用することが可能なエネルギーに限定して、日本国内に建てられている建築物が環境に対する影響度が少ないかどうかを評価するシステムとなっている。これは日本に建てられている建築物限定で、日本独自のシステムとなっている。

具体的に数字を出すことにして、消費者としての私たちがいかに環境のために役立っているということをはっきりとしているという点では分かりやすい目安だろう。

しかしこの言葉を聞いたことがあるという人が一体日本国民のどれだけの人が言葉だけでなく、意味を把握しているのだろうか。正直な話、ここで取り上げられて、初めて耳にしたなんてこともあるが、知名度自体が全体的に浸透していないのは事実のため、知らなくても無理ないだろう。

企業ではこのシステムを導入しており、こちらで高評価を受ければその企業が環境に対して明確な節約運動を心がけているということを証明することを意味しているが、一般的に知られていないのに公表しても、消費者としては何のことやら、となってしまうので、正直機能しているとは言えないだろう。

こうした環境性能を備えている建築物に対しての判断を下すシステムは日本の導入は実はあまり早くは無い。イギリスでは『BREEAM』、アメリカでは『LEED』や『Green Globes』といった評価システムが採用されているのだ。

アメリカやイギリスでは従来、つまり日本がCASBEEを作り上げる前からシステムを構築しており、日本はそれに倣う形で2001年からシステムの概案と実行に移ったといえる。こう見ると日本が環境問題に対しても取り組みが世界的に見ても遅いというのを証明してしまったことに他ならないので、やはり後進的になってしまっていると判断せざるを得ない。

エコハウスについてはじめのことを書いてきたが、よく分からないというふうに捕らえてしまっても仕方ないだろう。

元々曖昧な言葉のため、明確にこうしたものである、と上げるならば環境省が定義しているコンセプトが一番分かりやすいかもしれない。

では次に環境のために役立つとされているエコ機能を持ったものを紹介していこう。